会長挨拶
2024〜25年度
松戸北ロータリークラブ会長就任挨拶
テーマは『家族』 -柳孝実-
今年度会長を仰せつかりました柳孝実です。2015年入会で、まだまだロータリー歴の浅い会長ですが、関幹事と共に1年間頑張っていきますので、宜しくお願い致します。
さて、今年度のクラブテーマは『家族』とさせていただきました。それは私自身がロータリーに入会して自然と感じるようになった感覚です。ロータリーに入会した際に、一番初めに教わったことが例会には出なければいけないということでした。以降、私の手帳にはいつも一番初めに例会の予定が入り、それ以外のスペースに仕事が入るというスタイルが定着しました。
毎回例会に出ていると例会に出ることが当たり前の習慣となり、徐々にクラブでの役割も与えられ、クラブにも少しずつ貢献できるようになり、毎週お会いする会員の皆様との距離も近くなり、例会以外にもゴルフや飲み会も多かったことから、気付けばいつもロータリーのメンバーと一緒にいるようになりました。
そして自分自身一番驚いた変化は、ロータリーのことなど何も知らなかった私が、メンバーとお酒を飲みながらロータリーの話をするようになったことでした。
その頃から松戸北ロータリークラブは私にとってもう一つの『家』となり、メンバーはもう一つの『家族』になったのだと思います。
私は会員の皆様がそのような感覚を持つことができればクラブは繫栄していくと信じています。特に最近は新たに入会いただく方々が増えている一方で、ご高齢の会員様が少しずつ減ってきております。
どちらの会員様にとってもクラブが『家』、会員が『家族』で在り続けるためには、年代に関わらず皆様に役割があり、皆様が貢献され、皆様に居場所があることが必要です。したがって、私は会員全員がクラブに貢献していると感じられ、居場所があり、帰属意識を持っていただけるように、新人ベテラン問わず全員に役割があるようなクラブ運営をしていきたいと考えています。
また新しい会員が増えてきていることから、全会員の相互理解を深めていただくために、今年度中に会員全員に卓話をしていただきたいと考えています。テーマは『自分と仕事、職業奉仕の実践について』です。自己紹介、現在の仕事、もしくは過去の仕事、仕事を通じて実践してきた職業奉仕についてなど、特に現役の会員の方々はご自身の仕事について思いっきりアピールしていただきたいと思います。全員に登壇いただきますので、お声のかかった際はご協力宜しくお願い致します。
今年度はお酒を酌み交わしながらロータリーについて語り合う場として毎月ファイヤーサイドミーティングを開催します。不定期開催では予定が立てにくく、出席しにくいと思いますので、開催日を年間プログラムに記載させていただきました。毎月開催しておりますので、是非ご自身の都合に合わせ予定を立てて、会員同士の親睦と語らいの場に出席していただきたく存じます。
また10月には米山梅吉記念館訪問、来年4月には大阪関西万博開幕際への旅行を移動例会として企画しておりますので、多くの会員の皆様にご参加いただき親睦を深めていただく場としていただければ幸いです。
一方、当クラブの課題として会員増強があげられます。魅力的なクラブにすることは勿論ですが、積極的な増強活動も同時に行っていく必要があります。今年度会長として初めて予算を作成する中で、真剣に予算と向き合い、当クラブの運営が本当にギリギリの予算で運営されていることに初めて気付きました。
ロータリーである以上奉仕の予算を削ることはできません。できることは限られてきます。収入を増やし、支出を減らすことです。すなわち会員増強、脱退防止、無駄の削除です。無駄の一番大きなものが、通常例会の昼食の無駄です。今年度は39回の通常例会が開催されますが、3,000円の食事を1回につき3食無駄にすると年間351,000円無駄になってしまいます。これは今のクラブにとってとても大きな資金であり、無駄にすべきではありません。皆様には仮欠席される際には必ず事務局にご連絡をいただきますようお願い致します。
また増強については大川隆永増強委員長と協議し5名増強を目指すこととなりました。8月には増強フォーラムを開催いたします。今年度は講師例会を中止し、例会やクラブ行事にオブザーバーとして入会候補者を呼べるように予算取りをいたしました。是非皆様のお仲間を例会やクラブイベントにお連れ下さい。
クラブの繫栄のために今年度の増強は予算の観点からも今まで以上に真剣に取り組む必要があります。全員で真剣に取り組んでいきたいと考えていますので、ご協力よろしくお願い致します。
最後になりますが、経験の少ない会長幹事ですので、お気づきの点がございましたら『家族』として皆様から忌憚のないご意見をいただきたく存じます。全員で松戸北ロータリークラブをより一層素晴らしい『家族』としていければ幸いです。
一年間よろしくお願い申し上げます。